Country Winner
「道の駅とわだ」(2008年)は、交通路線の休憩や地域産業の振興を目的に、農産物直売所、特産品のPR、農産加工体験工房などを運営しています。
中でも生産農家から仕入れた農作物を消費者に販売する小売業が収益の柱となっており、 “優れたITの活用事例”の中心となっているのが、生産農家と消費者の仲介として両者をつなぐ、携帯電話による情報提供サービス「サンチョメール」です。
「サンチョメール」は、お年寄りが多くITに疎遠な生産農家が、大きな投資をすることなく、自身が販売する農作物の売れ行きをリアルタイムに携帯電話で簡単に確認できるという仕組みになっています。 また、このサービスを使って、生産農家から消費者に直接生育状況などをお知らせすることが可能なため、天候要因や播種などによる欠品への理解をお願いしたり、また一方で消費者の質問や意見などの生の声を受け取ったりすることができるようになりました。 結果として、各生産農家は、生産・在庫管理を徹底することで機会ロスが低減され、売上が格段に向上しているとのことです。また、多様化する消費者のニーズを把握できるようになったことから、商品の提供内容も、方法も、より消費者に支持されるように変化してきています。
また消費者にとっても、安定した食料調達が得られるだけでなく、直接農家に伝えた要望が実現される楽しみが生まれるといった付加価値が提供されています。産直農家と消費者の間に新しいコミュニケーションが生まれ、ここでも新しい価値が生まれています。


